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赤黄
「…ふざけんな」
いつもより低い声が響く。
彼は怒っていると、オレは確信を得て言える。
それでも、
「ごめん」
これだけは、譲れない。
譲りたくない。
オレだけと指名されて、恐がって君を連れていくなんて、そんな腰抜けがする様な事、したくない。
何より、君に傷を負わせたくないし、オレにもプライドがある。
表向きではあるけれど、伊達に総長と名乗ってはいないんだから。
「……相手の思うつぼだぞ…」
「…そうだね。けどね、紅君、オレだって男なんだよ?」
少しは格好、付けさせてよ。
オレはにこりと、彼に笑いかけた。
黄昏、畏れに向こうこと、厭わず。
結構厄介な不良達と喧嘩する事になって、総長だけが指名されて、相手のアジトに乗り込もうとする直前の二人の会話。
総長がヘタレてないwwwだれおまwwwww←
つか古文ェ………。
適当に書いたんで色々違うと思いますが、気にしないでください←
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