ichi

6/8
前へ
/147ページ
次へ
「泥水くんってさ―…」 隣で並んで歩く×××ちゃんが何か話している。 「でさー…」 僕は聞いてる素振りをとりつつ、大げさな相づちをつく。 「それで泥水くんさ―…」 ただ頭の中に彼女の会話なんて微塵も入ってきてはいなかった。  
/147ページ

最初のコメントを投稿しよう!

35人が本棚に入れています
本棚に追加