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ゾッ背筋が凍り前に飛び込んだ。
同時に一瞬前までいた場所にクレーターができた。
逃げる、ひたすら逃げることに集中する。
後ろに奴の姿はなく撒いたかと思った。
そう、一瞬とはいえ気を抜いてしまった。
脇腹から全身へと鈍い衝撃が走り遅れて痛みもやってくる。
軽々と俺は吹き飛んだ。
「がはっ!...ぐぅ」
アバラが軽く五本、さらに左腕も持っていかれた。
歩くのがやっと、ここまでか...
そして俺は黒い生物に喰われた。
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