嫌われ者

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目を覚ます。 そこにはいつもとなんら変わらなく存在する蒼い空 「さっきのは...夢?」 一瞬そう考えたがすぐに違うと判断した。 あれは夢にしてはリアルすぎる、夢だなんて信じられない。 ならばあの女性が言ったことが事実だとしたら? 俺の周りで信じられないようなことが起きる? 「いやいやいや!ありえへんがな!!」 第一に非科学的なことは起きるはずが――― ふと頭を横切ったのは屋上に現れた唄う少女 冷や汗が滝のように溢れでる。 「とりあえず寝よ」 気持ちの切り替えは大事だぜよ。 そして今日も放課後が訪れる。
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