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着いたお客様は、 いかにも遊び人に見える様なオーラを出していて、 かっこよくて、 黒の、少しストライプの入ったスーツと高そうなネクタイがとても似合う様な人だった。 さりげない輝きのカフスも彼によく似合っていた。 そして、左手の薬指にはおそらくプラチナの、 お世辞にも綺麗とはいえないが、なんだか愛しい指輪が光り輝いていた。
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