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「マスター!」
「何か見つかった?」
「神姫を見つけました!」
(^_^;)「ん?」
「驚くのも無理はないですが!とにかくついて来てください!」
「わっ…わかった!」
エイジはクランについて行き、21号のいる場所を目指す。
「この子です!」
「大砲型、フォートブラッグ…君…」
21号「ひっ!」
「怖がらなくていい…君の名前は?」
「21…」
「番号…」
「マスター…この子、前のマスターに…」
「君のマスターはどうしたの?はぐれだの?」
「あの…人間さん…マスターってなんでしょうか?」
「マスターがいない?…」
クランが割ってはいる
「マスターっていうのは主人のことよ、誰かに仕えてるかってことを聞いてるの…」
「わかりません…あった事もありません…私は初めて人間さんにあうのも初めてです」
「エイジ…」
「え?」
「俺の名前さ…如月エイジ、こっちの神姫はクラン」
「とりあえず、そんな格好じゃ、故障する…俺の家でメンテしよう」
「あの…よければ…充電させてもらえないでしょうか?」
「いいよ?」
「実は…起動時間が残り少ないようで…」
「早く、山を降りないとな!」
エイジは、21号をタオルにくるんでリュックに入れるとそのまま、崖を滑るように降りていった。
「マスター、危ないんじゃ…」
「平気だよ、自衛隊で慣らしたから…」
9:15:マンション
「クラン、クレイドルをUSBにつないで」
「わかったよ」
「しっかりしろよ…21号…」
「ありがとう…ございます」
「繋いだよ!」
「おう!」
21号はクレイドルで目を閉じスリープモードに入った。
「一安心だな…」
「そうですね…」
「PCの電源いれといて、シャワー浴びてくる…あと、武装パージしてもいいぞ」
「わかった、なんかあったら呼ぶね…」
「裸のままでてくるが…」
「バスローブは着てください…」
「わかった」
30分後
「どうよ、クラン…砲子の調子は?」
「砲子?」
「大砲型だろ?よく知ってる奴は親しみを込めて砲子って呼んでるんだ」
「へぇ…それでですね…この子のCSCを見てみたんですけど…」
(-o-;)勝手に見るなよ…
「濃い赤色のCSCってありましたっけ?」
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