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「濃い赤色…赤色じゃなくて?」
「なんていうか、黒みがかったようなのと、あと透明なCSCが2つ…」
「そんな、CSC…みたことないな…この子をきれいにしたら見てみよう…」
「女の子の胸を勝手に見たら違法だよ…」
(-o-;)お前はいいのかよ
「でもCSCみなきゃなんとも…」
「私が開けるから!その間に見てみたら!」
(^_^;)つまり胸部分を触らなければいいんですね
(゜∀゜ノ)ノ
「と言うわけでハイッ」
(°□°;)!
「体が汚れたまま精密部分を開けるな!」
「ごめんなさい…」
「たくもぅ~」
確かに、赤黒いCSCが一個と無色透明なCSCが二個入っていた。
「とりあえず充電はあらかたできてるし、素体を綺麗にしよう…」
「用意はできてるよ!」
「よし!先ずは、関節部や精密部分に防水シールを貼ってくれ」
「わかったよ」
「そのあいだに俺は、エアブラシとコンプレッサーの準備と…」
「防水シールできましたよ~」
「エアブラシで細かい泥を吹き飛ばしてと」
「次はスプレーだっけ?」
「つや出しのやつね…」
「次は?」
「関節部分につける潤滑剤かな…」
「うん…後はこの子のつけてた武装どうする?」
「破損が目立つし、残念だけど一式交換かな…」
「お金、大丈夫なの?さっきだって山を降りるやいなやタクシー使ってたじゃない…」
「まぁ…今月は給料入ったし…でもな…心配なのはそこじゃなくて…」
「なに?」
「フォートブラッグってクランより前に発売されただろ?パーツがあるかどうか…」
「そうね、私より一世代古いのよね…」
「まぁ、そんなクランでも今は古い部類に入ってくるんだがな…」
「落ちぶれてスミマセン~ってコラ~!!」
「んっ…んん…」
「気がついたか?」
「あっ…エイジさん…」
「気がついたか?調子はどうだ?」
「大丈夫です…ほんとにありがとうございました…」
「あとでショップに行って検査してもらおう…」
「あと、聞きたいんだけど…」
「はい」
「あそこで何があったの?君はなんであそこで倒れてたの?」
「あ…」
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