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俺、三浦千秋(みうらちあき)には、自慢の幼なじみがいます。
「…やっぱり、ここにいたんだな。千秋」
「あ~☆あっくんだぁ…」
俺は秘密基地(空き教室)に入ってきた人物をとびっきりの笑顔で迎える。
彼の名前は、岩神新太。
かっこいいけど、おせっかいな幼なじみ。
「あっくんもサボり?そっち座りなよ☆」
「沢村先生に頼まれて、お前を迎えに来たんだよ!!」
体育、あっくんのクラスと合同だもんね。
…予想はしてたけど、つまんないなぁ。
「そんな口実いらないのにぃ~☆て・れ・や・さ・ん♪」
「千秋!!ふざけてないで体育行くぞ。」
真面目なあっくんは、俺の腕をひっぱり、力ずくで連れていこうとする。
…強引だなぁ。そんなとこも昔から変わらない。
「まぁまぁあっくん、たまには女子の体操服姿を見てムフフな会話をしましょうよ。次のお相手とか…ね?」
窓を見ながらそう言うと、すっごく冷たい目で見られた。わぁぉ。
「…お前、女遊びやめろよ。」
「遊びじゃないよ~。恋しやすいの☆」
だって、ふわふわしてて気持ちいいもん。
俺はあっくんに引っ張られながら次のオトモダチ候補について話した。
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