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----ずっと
ずっと好きだった
何もかも全部
私だけのモノに
なればいいのに
「--憂」
「実憂、起きろってば」
私を優しく包んでいる物が不意に剥がされる。
「~~~ゔ~~~…」
「ほら、さっさと着替えて。遅刻するよ」
私はムクッっと起き上がりこう言う。
「~~~… 将ちゃん~ 勝手に入ってこないでって言ったでしよ~~~
幼なじみだからって女の子の部屋に平気で入るなんて信じらんない!!!」
真っ赤になる顔を隠しながら言う私とは裏腹に、
「心配しなくても実憂みたいな子供相手に変な気起こしませんよ---」
寝グセとヨダレすごいよ。といわれ髪と口を急いで隠す私。
「もう高校生だもん 子供あつかいしないでっ!!!」
「はいはい、実憂も早くしてね」
私の部屋からでていこうとする将弥に枕を投げつける。
「ゔ~~~~~。2コしか違わないくせに~」
口をとんがらして呟いた。
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