第1章

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ある時旅人が居なくなった。 村人達はほっとしていたが、突然村が赤く染まった。 旅人が、村に火を放ったのだ。 大人の争う声や、悲鳴が響いていた。 辺り一面が炎に包まれていた。 村人「ゴウ!怪しい奴らが村を襲ってる!手を貸してくれ!」 ゴウ「なんだと!?」 大人は皆、村を守る為に戦っていた。 ゴウ「ミサ、行くぞ。」 ミサ「分かったわ、ゴウ。」 不安そうなリオ。 リオ「お父さん…お母さん…。」 ゴウ「サオリ、リオと一緒にこの本を持って逃げろ。」 本を託されるサオリ。 サオ「お父さん達は?」 ミサ「後から行くわ。大丈夫、早く逃げなさい。」 サオ&リオ「うん…。」 早く逃げろと言われ、従う双子。 林へ逃げた双子はいつの間にか眠っていた。
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