第1章
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双子が気がつくと朝になっていた。 辺りが静まり返っていた。 村へ様子を見に戻ると、そこは… そこは、焼けた大地が広がる何も無い土地になっていた。 何も無い。 誰もいない。 サオ「お父さ…ん?お母…さん?」 リオ「うぁあああ!!!」 父と母の姿を探したが見つからない。 双子は二度と父と母に会うことが出来なくなってしまったのだ。 残ったのは双子と本、そして絶望だった。
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