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『ふぅ~、なんか変に緊張したな』
『俺も、俺も。隼人が話し出した時はどうなるか冷や冷やした』
『あの人、俺らに似た奴探してたらしいけど、そんな奴が黒銀にいるか?』
『いなくね?俺らのクラスの奴とかなら有り得るけどな』
『それにしても外車なんて金持ちだね~』
『それに見たか、あの容姿。どっかの金持ちのお坊ちゃんだぜ絶対』
『だよな、高そうな腕時計してたし』
そんな事を言いながら三人は車が去って行った方向を見つめていた。
さっきの雰囲気…、
やっぱりどこかで感じた事がある気がする。
どこかで…、どこかで………
『…、思い出せねぇ………』
そう思い、男性が去って行った方向を俺も無意識に見つめていた…
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