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次にアリスは少女に襲いかかっていた小さい化物を切り裂いた
少女は気絶していた
アリスはそっと少女の腹に触れる
「既に仔が成されているか…」
「アリス様」
「わかっている、ちと痛いが我慢しろよ」
アリスは少女の腹に手を突きつけた
すると少女の腹に、アリスの手は入り込んだ
湿った音が吐き気を催される
血の臭いが立ち込める
「…!潰れろ」
すると、湿った音の中で、グチュン!と大きな音がした
少女の身体も、合わせてビクン、と震えた
アリスが手を出した
その手には、黒い血が、ベットリと染み着いていた
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