日常

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愁は、まだ寝起きで頭が正常に働いていないのか、誰かが近づいて来てることにまだ気付いていない。 近づく誰かは、愁の席の前にに着く。 一方の愁はスカートが見えた事により気付き、恐る恐る顔を見上げて固まった。 席の前にいたのはスカートでわかると思うが同じクラスの女子生徒だ。 その女子生徒は少し恥ずかしそうに「弁当を食べてください」と愁に向かって言った。 普通の男子ならば満面な笑顔で受け取って、どや顔で皆に自慢したり、俺…最高!!とか言ったりするが、この男は違う。
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