一章

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人々が世界の果てと呼ぶ砂漠を越えさらに悠久なる道を辿り続けた先にその城はあった 歴史など存在せず、進歩も無く、国民全てが奴隷とさしたる差はない 人々はただひたすら労働を重ねるだけである 彼らは永い奴隷生活の果てに考える事を忘れてしまっていた
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