新たな出会い

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しばらく沈黙が続いた 女の人も誠から離れなかった 二人は並び傘を差し 前を見たままだった… 女の人「濡れてるし帰りませんか?」 沈黙をやぶり誠を見て 女の人が話かけた 誠「……うん。でも…」 誠は困った様子だった 帰る場所はあるが 帰る手段がない お金はない そんな事は口が裂けても言えない
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