序章 きっかけと決意の空

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序章 きっかけと決意の空

あの頃 「仲間」の定義さえ 分かっていなかった。 「好き」が自己だと信じ続けていた。 「憧れ」に従う事が自己実現だと疑いもしなかった。 「批判」する事が自己を守る手段だと思っていた。 それが 間違いなのか。 俺には今でもわからない。 それでも俺は多くの物を手に入れて…そして無くした。 それでも後悔はなく、費やした日々も労力も無駄だったとは思わない。 その日々は確かに俺の中に生きている。 俺が忘れない限り消える事はない。
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