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あたしはショウちゃんの重さで身動きができない。
「シ、ショ…んんぅっ」
口を半開きだったから、ショウちゃんのお酒臭い吐息と舌が、口の中に乱暴に入ってくる。
「んっっんんっぁ…」
歯の裏側や口蓋まで、めまいがするほど蹂躙されて……。
そっと、両手を上げて、ショウちゃんの髪の間に手を入れようとした瞬間、見た目よりしっかりとした筋肉に躰を包まれた。
潤んでぼやけた視界の鼻先で、大きく見開いたショウちゃんの瞳が映る。
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