母の発病

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母の発病

話が前後して、申し訳ないのだが… 父は、体が不自由なだけではなく、心臓の病も持っていた。私が幼い頃から、入退院を繰り返していた。 それと同時に私は喘息を引き起こした。幼い頃から、喉は弱かったけれど、喘息にまでなるのは困りものだった。 父が退院すると、過労からか、母はうつ病になった。回復の兆しが見えず、あちこち良いと言う病院を聞いては、転々としていた。 だが、一向によくならず、家族みんな困り果てていた…同時は、私は反抗期真っ只中。両親を気遣うどころか、キツイ言葉ばかり投げつけていた。
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