母の自殺未遂①

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母は、手首を切ったことを覚えていなかった。気づいたら自分が血まみれになっていたと言う。 次の日、精神科の医師は母のやったことに、怒りと悲しみの感情を抱いたそうだ。(後に知ったことである) その後、薬の調整を行い、母の自殺願望はなくなったかのように見えた。 父は、その後週に数回仕事に行くようになった。もちろん、母の受診を済ませてからの出勤だった。
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