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目指しが鳴り響き、1日の始まりを告げる。
ベッドの上を這いずりまわり、携帯のアラームを止める。
進「あと5分...。」
聖「ダメっ!!起きろ!!」
??? 此処はオレの家。オレの部屋。
何で、コイツがいる?
眠い感情を押し殺し、脳内で考えるが...
聖「お・き・な・さいっ!!」
ドスッ!!
進「いてっ!!」
息なりベッドがら叩き落とされ、後頭部を床に叩きつけた。
余りの痛みに、眠気は何処かにぶっ飛び、激痛に悶える。
聖「おはよう。進!!」
進「おはようじゃねぇよ!!何、息なり叩き落してくれてんだ!?殺す気か!?」
相変わらずの彼女のマイペースに少々苛立ちを覚えながら怒鳴る。
聖「えぇ~...。だってこれが一番手っ取り早いんだもん。進なかなか起きないから」
だからってこの起こし方はないだろ!?
というか
進「なんで、聖(ヒジリ)がいるんだよ?」
聖「あたし?あたしは進のお母さんに頼まれて来たの。進の寝起きを何とかしてくれって」
母さん...。何でよりによってコイツなんだよ。
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