五章

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『風木さん…か。』 『何?』 『うわあああー!!』バタッ… あたしは気絶した。 『静羅ちゃん!?…静羅ちゃん』っていう風木さんの声しか 覚えてない あたし今どこに居るんだろ? 何してんのかな? (静羅ちゃん…静羅ちゃん…)風木さん? 『うーん…』 『気がついた?良かったぁ』 『ご迷惑をおかけしました。』 『ううん、私こそごめんね。  いきなり馴れ馴れしく声なん てかけるから』 ガラガラーバン!! 『静羅ぁ!!』 『空兄…どうしたの?』 『ごめんね、一応のために連絡 しといたの』 『んだよ、気絶かよぉ~』 『ごめんて~不安だったのー』 風木さんって本当にいい人。 空兄とピッタリだ なんで別れたりなんかしたのかな? こんなに仲いいのに。 別れた今もこうやって、絡みがあるんだものね… 相当仲良かったんじゃないかな
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