六章

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『あ、静羅ちゃんさぁ…灰音に 会ってみない?』 『なんで?』 『灰音ちゃん、お姉さんが欲し いんだって。』 『いいよ』 この時の約束で今日あうことに 正直、陸斗君の話からしてだと人見知りだけど甘えん坊とか。 人見知りの時点で打ち解けられるか不安だな… 駅前の喫茶店で待ち合わせ。 あえてお姉さんっぽく 制服のままで来てみました! (あっ!あの子?かな) そこには焦げ茶色をした さらさらのロングヘアーを なびかせた、 可愛い女の子がいた。 目とかも二重のくっきりさんだ 『あ…直江さん?』 『え!?あ、あぁ灰音ちゃん?』 『ワガママ聞いてくれてありが とうございます。』 『え…あのー失礼かもしれない けど…、陸斗君からは人見知 りって聞いてるんだけど…』 『人見知りですよ。でも、直江 さんは陸斗君に予め話とかも 聞いているので。』
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