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チャックをなだめリョウのアニキの元に走った。
扉を開けるとリョウが居た。
「今電話しようと思ったんだ!チャックは感づいちまったか?」
「いやまだメールの内容を信じてる。チャックに色々聞いた。」
すると上着を羽織ったリョウとリョウのアニキは出かける準備を始めた。
「タイガ、行くぞ!りんねが見つかった。」
「何処に居るんだ?無事なのか?」
その問いに答えずに飛び出した。
アニキが車を回して来てリョウと一緒に乗り込んだ。
その車内でリョウが話し始めた
「りんねは無事だ、だが誰かに姦わされたらしい。服がボロボロになって朦朧と歩いてたとこをアニキの仲間が見つけたらしい。」
りんねは誰かにレイプされたらしい。
リョウのアニキの仲間がかくまってくれてるらしいが、襲われたとしか言ってなくて後は呆然と一点を見つめたまま座り込んでると言う。
リョウのアニキの仲間がかくまってくれてるホテルに着いた。
部屋のドアを開けるとベッドにもたれ掛かって呆然としてるりんねが居た。
「りんね!大丈夫か?落ち着いてでいいから話してくれ。」
りんねは俺の顔を見るなり安心したのかそれまでの姿が嘘だったかの様に泣き叫び抱き着いてきた。
散々泣いた後、落ち着きを取り戻したりんねがゆっくり静かに話し始めた。
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