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「え? ああ、確かに、気になるかも」
今気がついた風に、海羅がそう反応した。
「へ? あ、いや、単なる落書きです。気にしないで下さい」
静妃はそれをごみ箱に投げようとして、止めて歩いて捨てにいった。
「なぜだ」
「だってロープで取られるじゃないですか」
「ちっ。で、今日の活動予定は?」
静妃が考えている間に、海羅がごみ箱に近づくが、肩を掴まれて止められた。
「そうねぇ……。いつもみたいに、自由に書くってことにしましょうか」
静妃がそう言った瞬間。
私は、すごく悪そうな笑みを浮かべて言ってやった。
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