土曜日(-1日目)

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「え? ああ、確かに、気になるかも」 今気がついた風に、海羅がそう反応した。 「へ? あ、いや、単なる落書きです。気にしないで下さい」 静妃はそれをごみ箱に投げようとして、止めて歩いて捨てにいった。 「なぜだ」 「だってロープで取られるじゃないですか」 「ちっ。で、今日の活動予定は?」 静妃が考えている間に、海羅がごみ箱に近づくが、肩を掴まれて止められた。 「そうねぇ……。いつもみたいに、自由に書くってことにしましょうか」 静妃がそう言った瞬間。 私は、すごく悪そうな笑みを浮かべて言ってやった。
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