第1章―七夕―

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  キーンコーン カーンコーン キーンコーン カーンコーン 昼休み。 俺はいつものようにあの場所へと向かう。 これはもうロボットだな。 この動きをもう2ヶ月もやってるんだからな。 弁当を持ち、カバンを持ってチャイムが鳴ると同時に動きだす‥‥。 北館の2階の階段横の部屋。 小さな物置部屋みたいな部屋だが俺たち6人が入るには十分な部屋だ。 そんなことを考えてる間にもう部屋の前。 俺は何気なしにドアを開けた…
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