告白

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私は窓を開ける。春風が私の顔に当たる。うん、痛い!……って有り得ませんね。 「今日が始業式ですか……」 独り言を呟いた。 改めてはじめまして。 私の名は暁霧也(あかつききりや)と申します。 通称「紅の貴公子」 さて、今日は高校最後の始業式、今、三年ですからね。 留年したらまだありますが… 私は、成績優秀だと思います。 テストも学年三位以内ですし… 失敬、おや、もうこんな時間ですか? では、学校へ向かうとしましょうか。 ガチャ おや、音がかぶりましたね。隣の人も… 隣の人? もしや… 「おはようございます、雪。」 「おはよう、霧也。」 彼女は林雪(はやしゆき)。 通称「天才の巫女」 巫女と言ったて、本物の巫女じゃありません。文化祭の時、コスプレしたら、可愛くて巫女になりました。 幼なじみです。 そして……… 「前の口調で…」 思いを抱く人。 「ちょっときいてるの?」 「何ですか?」 「前の口調にして?誰もいないんだし…」 「これでいいか?」 この口調は、小学生までの口調で、中学に入ってから口調を変えました。 ひとまず、この辺でそれでは………
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