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今日は一段と緊張してしまったせいで、休み時間に精神統一していると智が
「何してるんだ?」
と言われました。
返答はせず黙ってました。
時は流れて三月……………じゃなかった。
改め時は流れ放課後
私は雪に
「一緒に行きたいところがある」
と言い、誰もいない(と思われる)場所に連れてきた。
「何?話でもあるの?」
と雪は言った。
私は目を閉じて息を吸ってはっきり言った。
「昔から雪のことが好きだった。もちろん今も、気持ちは変わっていない。これからは、恋人として接したい。付き合ってくれ!」
「えっ!」
私は伝えたい事を言った。
悔いはありません。
後は返答あるのみです。
「……………」
「……………」
「……………」
「霧也、ありがとう!いいよ!今から私は霧也の恋人だから!」
「……………ありがとうございます。」
私はそう呟いた、いや、そうしか言えなかった。
始めは耳を疑い、何も言えませんでした。
「いつまで改まっているの?」
彼女は頬を染めながら、そう言った。
満面の笑みを私に見せて…
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