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しばらくして
「そろそろ帰ろう。」
雪が言った。
「そうしますか…」
そう私が言ったとき後ろに人の気配を感じた。
…もしかして見られた?
「誰だ!」
私は叫び、後ろを振り向いた。しかし、誰もいない………だが、人の気配はする。
「どうかしたの?」
雪が聞いた。
「気のせいですか、では帰りましょう、雪。」
そして、雪と一緒に帰った。
自宅前
「あの、家、入ってもいいですか?」
私は聞いた。
…これが始まりだったのだ。
「別にいいよ。入って、お茶でも出すから。」
…私と雪の
「ではお邪魔します。」
…不幸の一年間が
私が雪の家に入った時、
プルルルル
私の携帯が鳴った。
「もしもし霧也ですが…」
『あっ!はぁはぁ、智だけど…』
「どうしました?」
『はぁはぁ、霧也、雪と付き合いはじめたって本当か?』
何故知っているのだろう、もしや、見ていたのは、智?
「そうですが、何故知っているのです?」
『やっぱりそうか…』
「やっぱり?」
『詳しいことは、後で話す。今どこだ?』
「雪の家です。」
『お邪魔していいか、聞いてくれ。』
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