天気輪の塔、再び

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やがて夕方にも訪れた、丘の頂上にある塔の前に辿り着く。  僕はもう限界になって、倒れこむように草むらへ身を預けた。  最初は肩で息をするのがやっとの状態で。  だんだん呼吸が楽になっていくと同時に悲しさがやってきて、目頭が熱くなると嗚咽が混じり……最終的には慟哭へと変わった。 「っく、カム、パ、ネ・・・・・・ どうして、こんなこと、になって、しまったのさ・・・・・・うぅっ」  力の限り声を上げた。  涙がダボダボと流れ落ち、顔の周りに泥がついても。  喉に突っかかりを感じ、咽すぎて声が出なくなっても。  僕は限界になって眠りに落ちるまで泣き続けた。
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