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その日の夜は風も無く、一段と静けさが広がっている。
それは昼間の騒動がある為に余計にそう感じるのかも知れない。
そんな中、二人は何を話す訳でも無くただただ空を眺めていた。
『仕事って……いつもあんな事してるんですか?』
マキナは空を眺めたまま静かに言った。
『それは、騙すって事に関して?』
『はい。私はギルドの仕事の事は全く解りません。
でも、何かこう、「ギルドの仕事じゃない」様な気がして。』
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