Episode 2

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正直、その言葉の意味を考えようとしたが追いつかない。 それは至極当然の事。 そのほんの数秒の後、マキナは口を開いた。 『もしかして、ロゼさんって……。』 ロゼはゆっくりとマキナの顔を見る。 『ロゼさんって、裏家業の人だったんですか?』 『ん?……はい?』 マキナの意外な角度からの「カウンター口撃」に苦笑いするロゼ。 『あれ? 違うんですか?』 『あ、いや……まぁ言えないって部分では、似てるっちゃ似てるし、一緒って言えば一緒だけど。』 マキナは気付いてはいないが、そのやり取りを見ながら部屋で笑いを堪えるジュラがいた。 『(マキナさんは本当に面白い人だ。鋭いんだか鋭くないんだか……。だからこそロゼさんも変わってきている、良い意味で。)』
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