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刃物が月の光に照らされキラッと反射しロゼの顔に当たるが、ロゼは表情を一切変えない。
『理由は知らないけどさ、自分達がやってる事理解してるのか?』
そしてロゼは、一人の男を指差す。
『アンタさ、昼間見た時に子供といたよな?
同じ様な事を自分の子供にも出来るのかい?』
『うるさい!! よそ者が!!』
『……悪いが、この事を知ったアンタには死んでもらうよ。』
ガルムがそう言うと、数人の村人はロゼを囲み一斉に武器を振り上げた。
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