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『……怪しいって事は、俺達だって解ってたんだ。』
一人が刃物を捨て床に座り込むと、次々に手にしていた物を降ろしていく。
『こんな村、魔物に教われたら一たまりも無い。
だから仕方なかった……。』
『仕方なかった? アンタ等そんな一言で全て済ませる気か。
彼女を、マキナを見ろ。
きっと今までの人もマキナと同じく……。』
『ロゼさん、もう……いいです。』
マキナは泣きながら口を開いた。
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