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涙を流しながらも無理矢理笑顔を作るマキナ。
その表情は、ランプの明かりと月明かりによりハッキリ見える。
『してきた事はどんなに酷い事でも、村を、村の皆を守る為に兄さん達も苦しんでいたんです。
だからロゼさん、皆を責めないでやって下さい。』
『マキナ、すまない……本当にすまない。』
それを聞いたガルムは目から涙を流して崩れ落ちた。
それを静かに見るロゼ。
周りを見渡し、何かを決めた様に小さく何度も頷き、パンッと手を合わせた。
『よし、決めた！！』
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