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『それは……。』
と、ふと視線を送る先にジュラの姿があった。
ロゼは「助かった」と思い、立ち上がりジュラに近付く。
『何してんだジュラ?』
『あ、ロゼさん。いやぁギルドに行ったら私に依頼をなさった方が居たらしく、待ち合わせ場所がここだったんですよ。
それより、その女性は?』
『あぁ、彼女はムガ村のマキナ。
俺にわざわざ一言礼を言う為に来たらしい。』
『そうですか。まさか、あの事を……。 』
『あの、すいません。』
声が被るように後ろからマキナが声を掛けてきた。
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