Episode 2

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『分かりました。私も無理を言って引き受けて頂いたのでお約束します。』 いつの間にか外は夕を越え夜を迎えていた。 当たり前だが昼間とは違い、夜の静けさがだけが広まっている。 テーブルの上には広げられた地図と三つのカップが置かれ、ロゼは手前にあるカップを手に取り口に当てたままベッドを見た。 『ったく。人の寝床でグッスリ寝やがって。』 いつもロゼが使っていたベッドの上にはマキナが横になっている。 ジュラはそんなマキナの上にそっと毛布を掛けた。
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