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『分かりました。私も無理を言って引き受けて頂いたのでお約束します。』
いつの間にか外は夕を越え夜を迎えていた。
当たり前だが昼間とは違い、夜の静けさがだけが広まっている。
テーブルの上には広げられた地図と三つのカップが置かれ、ロゼは手前にあるカップを手に取り口に当てたままベッドを見た。
『ったく。人の寝床でグッスリ寝やがって。』
いつもロゼが使っていたベッドの上にはマキナが横になっている。
ジュラはそんなマキナの上にそっと毛布を掛けた。
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