Episode 2

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『色々と疲れたのでしょう。 それよりロゼさん。良いんですか? エフラ・ソロードの事を言わなくても。』 『どの道、先に向かうはベルモットの魔女だ。 俺から言わずとも勝手に判るだろ。 問題なのは、それを言う言わないじゃなくて「それを知った時のマキナの心」がどうなるのか。 信じる信じないって話しもその次だよ。 …………もう一杯飲む?』 ロゼはジュラの持つ中身の少なくなったカップを指差す。 『えぇ頂きます。』 カップに飲み物を注ぐと、湯気が上がると同時にほど好い甘い香りが立ち込めた。
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