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『立て続けか……俺達がここに来る途中、野盗のやの字も無かったのに。』
『そうですね。でも、既におおよその「予想」はついていますから、後は確証が欲しい所ですね。』
話が途切れ顔を見合わせたロゼとジュラは、ふと同時にマキナを見る。
マキナは視線を感じ顔を上げ二人を見た。
『な、何ですか……?』
ジッと見たままロゼは口を開く。
『ジュラ。多分だけどさ、「俺と同じ事考えた」?』
『はい、恐らく。』
話に混ざっていないマキナには分かるはずもなく、『何?』と首を傾げた。
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