Episode 2

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『ありがとうございます。 そうですよね……あっ、あと街の入り口で落ち合う事になっています。 でもジュラさん。正直、人を騙すのってやっぱり気が引けますね。』 苦笑いするマキナはゴクゴクと水を一気に飲み干す。 ジュラは偽の荷物をまとめながら 『すみません、嫌な手伝いをさせてしまって。 ですが、後は目的地まで歩くだけですから我慢して下さい。 その後は、「私とロゼさんの仕事」ですから。 さてと、ロゼさんを待たせると悪いので行きましょうか。』 『はい!!』 二人は部屋を後にし、街の入り口へ向かった。
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