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『ごめんなマキナ。怖かっただろ?』
ロゼとジュラの間でうずくまっていたマキナに声を掛けるロゼ。
そんなロゼにキリッと顔を上げ声を荒げる。
『怖かったに決まってるじゃないですか!!
ロゼさんやジュラさんは強いし、こんな事に慣れていても私はただの村人なんですよ!!』
『(た、ただの村人って……)
いやいやマキナさん、本当にすみません。』
半泣きで怒りをぶちまけるマキナに平謝りのジュラ。
そんな二人をみてクスクス笑うロゼはジュラ視線を送ると、コクッと頷きマキナと森を出ていった。
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