その手は裁く為にある

Prologue

この世界の名はエフローラ。

遥か昔、リシクトという大陸で些細な事から大規模な戦争が起きる。

それにより戦争を行っていた兵士や、それ以外でも多くの無関係な人々が犠牲になっていった……。

そんな状況が続いてたある時、圧倒的で未知なる力をもった3人の人間が突如現れ戦争は呆気なく終りを告げる。
人々は無意味な戦争が終り歓喜をあげたが、3人が現れた場所には無惨に倒れた兵士により大地が朱く染まっていたという。

後に人々は、その3人を｢神の代弁者｣と讃え今に残る古き神の言葉を用いて｢裁きを与えし者｣を意味する『エフラ・ソロード』と呼んだ。