Story.02

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      着替えてリビングへ向かった。 でも、リビングには、と言うか 家には誰もいないようだった。 父さんは単身赴任 母さんは仕事。 姉も兄も、 バイトか何かで家にいない。 少し、ほっとした。 朝から暴力は振るわれたくない。 そう思いながら 俺はゆっくり朝食を取る。 それからも、家で のんびりしていたら いつの間にか少し寝てしまっていて 気づいたら、もう 昼の2時をまわっていた。 「…散歩でもしようかな…」 そう一人で呟いた時には 必要なものを持って外に出ていた。        
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