375人が本棚に入れています
本棚に追加
俺を殴る母親の
憎しみのこもった顔。
たまに携帯に
平気で傷付く言葉を放ってくる父親。
そんな俺を哀れな目で見る
姉に兄…………。
明け方の事だけでなく、
今までの事も急に
フラッシュバックされた。
薮「い、や…っ……嫌っ!」
すごく怖くなって
頭を抱え込み、涙を流す。
そして、身体は
尋常じゃないほど震えだした。
光君は、俺の手を握り
背中を優しく擦ってくれた。
最初のコメントを投稿しよう!