Story.07

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      …―ギュッ 俺の手が急に暖かくなった。 ビックリして手元を見ると 光君の左手が俺の右手を 優しく握っていた。 ゆっくり顔をあげると 光君が優しく笑っていて。 光「宏太、大丈夫だよ。   話してみようよ?」 薮「でも…」 光君の重荷になる、と言おうとしたら 光「俺は大丈夫だから。ね?」 まるで俺の心を読んでいたような 返事が返ってきた。 薮「…うん、ありがとう………」  
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