Story.07

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      その後、先生との話も終えて さっきの病室に戻ることにした。 その時も、光君が少し前を歩いて 優しく手を引いてくれた。 病室の前に来たとき、突然足を止めた。 薮「…光、君?」 名前を呼ぶと こちらに体を向け… …―ギュッ 一瞬、何が起きたか分からなかった。 気付けば、俺は光君の腕の中にいた。 光「…今まで、本当に辛かったな……   よく、ここまで耐えたね…   よく…頑張ってきたね………」 抱き締められながら言われたその言葉。 その言葉に、また涙が出そうになる。  
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