小樽航空戦

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今度は彼女の後ろ二機のAs61が追ってきた。彼女は後ろを見て操縦桿を前に倒し、島風は急降下して逃げ切ろうとした。彼女はGに耐え、海面近くまで降りていった。それでも付いてきた。その時、後ろに竜乗が付いて来ているのを見た。彼は 「左に曲がれ!」 と叫んだ。彼女は直ぐにフラップを下げて左に旋回した。 「Эй, я пошел налево!(オイ、左に行ったぞ!)」 言音を追っているAs61のパイロット一人が僚機に指示を出す。 「Порядке, не пропустите(了解、逃がしはしない)」 彼等も左機体を傾ける。 「よし!」 刹那、白露が12.7ミリ弾で狙い撃ち。 「Вот это да!(ワァ!)」 「Дерьмо! Не может быть обеспечена достаточно высок! Чтобы избежать!(クソ!高度が保てない!脱出する!)」 二機共一気に煙の玉と化した後、仲良く海面に墜ちて藻屑と化した。パイロットは藻屑となる前に脱出した。 「竜乗、有り難う♪」 言音は御礼を一言。
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