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助けが来ない
「あー、やることないし
つまらないし・・・
早く助け来ないかなぁ」
「た、たぶん・・・
あ、あともう少しで来るよ」
「そんなこといったって
もう二週間は経ってるのよ」
「きっと・・・来るよ」
男女が何かを言い争っていた。
「あなたのせいだわ、
こんな所に連れてくるから」
「ごめん・・・」
女に言われ男は俯いた。
「何でこんな情けない男と一緒にいるのかしら、こんなヘナチョコと一緒に宇宙に出るんじゃなかったわよ」
「でもこの星には水もあるし、食べられるものもあるからさ・・・」
「それがつまらないのよ。
どうせだったらサバイバル
みたいなことをしたかったわよ」
この男女はどうやら男に
宇宙にドライブにいこうと
誘われてロケットに
乗っていったら
何かがあってこの星で
遭難してしまったようだ。
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