48人が本棚に入れています
本棚に追加
土方さんは驚いた顔でうちを見ていたが、フッと笑って
「てめぇのその目、その根性、気に入った!」
『……え?』
思わず耳を疑った。ついにイカれた?とか失礼な事思いながら。
一方、幹部達は…──
「土方さん何もしてないかなぁ」
「大丈夫だよ総司。いくら歳でもあんな幼い子に手は出さないさ」
「……ですよね近藤s『うわぎゃぁぁぁあああ!!!!!』……」
一同、冷や汗タラリ
「本当に大丈夫なのか!?歳ィィイ!間違いだけは起こすなよォォオ!?」
近藤さん発狂、ああああああ!とか言っています
「まぁ取り敢えず帰ってきたら、土方フルボッコだな!」
今、笑顔で凄い事言いましたね佐之さん。まぁ僕も賛成ですけど
「ねぇそんなに可愛いのその…奈柄ちゃん?だったっけ?」
「可愛いですよ。(顔は)」
「だってさしんぱっつあん、ヨカッタネ」
「なんで片言!?ってか何故に俺に聞く!?」
「だって新八さんは子供と可愛いの好きだろ?見た目に似合わず」
「失礼なやつだなオイ。誰にでも好きなものあっていいだろ。第一、可愛いものは大事にすべきだ!なっ一!」
「……興味ないな」
一さんのサラッとした一言にノックアウトの永倉さん。そのまま死ねばいいのに
「オイ総司、今凄い失礼な事考えてただろ!?オイッ!こっち向けよオイッ!」
全く……鬱陶しいですね。
僕がやれやれと溜め息を吐いたとき、
「近藤さん、入るぞ」
「ん!?お、おぅ歳か。は入れ!」
どもりまくりですよ近藤さん。
.
最初のコメントを投稿しよう!