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「辻原くん……仕事内容の事なんだが……」
沖田と言い合って全く聞く耳を持たない奈柄
「歳ぃぃい!辻原くんが聞いてくれないぃぃい!」
「……わかったから抱き着くな」
半べそをかいている近藤を軽くあしらい、溜め息をつきながら沖田と奈柄の方に振り返る
『なんだとコルァ?ガキガキうるせぇなぁ』
「はははははわかったよ奈柄ちゃん♪ガキじゃなくておちびさんだね、平助と一緒で」
「『ちびじゃない!』」
まぁ、奈柄が突っかかってるだけなんだが
「おい」
『今こっちはいそがしーんだ。後にしなっ!』
プッチン……
お ま え は な に さ ま だ
「辻原ァァァアア!!!!!そこになおれェェエエ!!」
『はひぃぃぃぃいい!すいませんすいませんすいませんこんどぅーさんの話聞かなくてすいませんすいませんすいませんずびばぜんーっ!』
土方がキレて泣きながら土下座して謝る奈柄。それを見て笑う沖田。(ほんと鬼畜だよこの人)
「まぁまぁ土方くん。君も落ち着きなさい」
「いたのか(山南さん!)」
「土方くん土方くん、カッコの内容逆だよ。隠しきれてないよ悪意が!聞こえちゃってるよ!」
『オォーッと山南、目に涙を浮かべたァア!それを見た土方はどうする!?』
「………近藤さんが話だ」
『フル無視ぃぃい!土方、目をそらしてフル無視できましたね!これはどうですか?解説の沖田さん』
「やっぱり土方さんはツメが甘い。もっと罵ってやらないと」
「………てめぇらいい加減に………」
奈柄はさっと山南の後ろに隠れる
「しやがれェェエエ!!!!!」
「ごめんよ土方くん!」
「え゛!?山南さん!?」
なんか誤解したらしい山南さんが出ていった。ごしゅーしょーさまです。手あわせとこ
「オメェがわりぃんだろうがぁぁあ!」
てへっ☆←
「山南さーん!帰って来たら土方さんの句集見れますから拗ねてないで戻って来てくださーい!」
何かちっちゃい人が叫んでる。くしゅうって何?
「句集だって?あれ好きなんだよね」
すぐに戻って来たし。早っ
.
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